用語解説
FOSSとは
FOSS(フォス)またはFLOSS(フロス)は、「Free(/Libre) and Open Source Software」の頭字語であり、自由ソフトウェアとオープンソースソフトウェアの両方をまとめて指す語である[1][注釈 1]。具体的には、ソフトウェアの使用、改変、および配布の権利をユーザーに与えるライセンスの下で提供されるソフトウェアを指す。
https://ja.wikipedia.org/wiki/FOSS
要するに無料で公開されており、再配布や改変が許可されているプログラムを指します。
ただし、無料であっても改変が許可されていない場合はFOSSではないので要注意です。
アプリストアの無料ゲームはFOSSではありません。
プロプライエタリとは
プロプライエタリソフトウェア(英:proprietary software)または私有ソフトウェア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2
()は、ソフトウェアの入手・使用・改変・複製などに関する権利を議論する文脈で用いられるソフトウェアの分類である。コンピュータ用語としての「プロプライエタリ」とは、「所有権(占有権)を留保した」「専用の」「独占的な」「独自の」という意味合いであり、ソフトウェアの開発者や企業が、当該ソフトウェアに係る権限を独占的に保有することを意味する。
個人や企業が作成したアプリケーションを指します。多くのプログラムはプロプライエタリです。
アプリ紹介
FOSS
サーバー及びクライアントがFOSSであること。またはスタンドアロンなFOSSアプリケーションを指します。
Bitwarden(パスワードマネージャー)
パスワードを管理できるFOSSアプリです。最も重宝しています。
私はこのアプリで約300個のパスワードを管理しています。
Bitwarden、お前がナンバーワンだ!!!

ソースコードはクライアント及びサーバーが公開されています。
Ente(写真管理)
写真を管理できるFOSSアプリです。Googleフォトのような機能と利便性を保ちつつE2E暗号に対応しているという徹底ぶり。価格もGoogleフォトに引けを取らないので現状最強だと思います。
また、バックエンドもOSSなのでサービスが終了した場合は自分で運用することも可能です。

ソースコードはクライアント及びサーバーが公開されています。
tuta(メール)
徹底的に暗号化したメールサービスです。そのこだわりは変態の領域に達していると言っても過言ではありません。すでに対量子暗号に対応しているらしいです・・・
私は独自ドメインをこのtutaに設定してメインのメールとして運用しています。
クライアント暗号のため、動作が他のメールと比較して遅いですが安心安全です。
tutaがどれくらい変態なのかはこちらから確認できます。
ソースコードはクライアントのみが公開されているようです。サーバーは見つかりませんでした。
Rclone(ファイル管理)
ファイルを管理できるCLIです。暗号機能が充実しており、クラウドストレージへのクライアントサイド暗号を実現できます。
使用には技術的なスキルが必要ですが、扱えると非常に便利です。
ソースコードは公開されています。スタンドアロンで動作します。
番外編 Cryptomator(ファイル暗号)
ファイル単位で暗号化するアプリです。暗号化後にクラウドへ同期することで鉄壁な保護を実現できます。
しかしながら、以前使用していた際に挙動が不安定になりファイルが取り出せなくなりそうになりました。その点ではRcloneの方が安定しているため現在ではRcloneへ乗り換えました。
Rcloneよりも直感的に使えるので初心者向きかも?

ソースコードは公開されています。スタンドアロンで動作します。
プロプライエタリ
MoneyForward(お金管理)
お金の管理アプリです。銀行の連携機能が含まれているためコードの大半がプロプライエタリになるのは仕方がないかなと思っています。
抜群の使いやすさで圧倒的お気に入りです。もう手放せないですね。。。

Day One(日記)
日記を書くアプリです。サブスクリプションですが、比較的安価で使えます。
クライアントサイド暗号も実装されており、プライバシーには配慮されておりサービスの継続性も十分に信頼に値すると考えています。
UIも見やすく、だらだら書き綴るにはちょうどいいアプリです。

以上、私の愛するアプリたちの紹介でした。
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